公開日 更新日

2病棟3階


すべては患者さんのために💗

寝たきりの方から歩行が可能な方まで、
急性期の状態・他施設からの後方支援、在宅復帰への支援に関わる病棟



①部署の役割と特徴
2病棟3階は「医療療養病棟」に特化することなく急性期の状態・他施設からの後方支援、在宅復帰への支援に関わる病棟です。寝たきりの方から歩行が可能な方まで様々です。基礎疾患がある認知症の患者さんは多く、中でも、BPSDの状態に時には、認知症看護認定看護師に介入を依頼します。病棟内で、「穏やかに過ごして頂くにはどう対応すべきか」を話し合い、その方の置かれている状況を容認し、どんな時にも根気よく寄り添う事、対応の統一を図る事でBPSDの症状が改善されたケースがありました。困った時には誰かに相談すれば、病棟だけでは解決できない事が解決へと導かれているように思います。

会話を楽しみ、お風呂上りに「気持ちが良かった!」の一言を大切にしていきたい



②部署が看護をする上で大切にしていること
スタッフ一人一人の『気づき』を大切にしています。患者さんの生活に寄り添いながら、『気づき』を共有、協調して取り組むようにしています。「この発赤、昨日は無かったよね」「褥瘡、変化ない」等全員で共有し、ポジショニング等、即対応し周知させていくことが私たちの強みだと思っています。
また、私たちの部署では、『お風呂に楽しく入って頂くこと』をとても大切にしています。
全身の観察をすることや体をきれいにすることは勿論ですが、お風呂中のコミュニケーションで、患者さんやスタッフの意外な発見ができたりします。患者さんやスタッフリクエストの昭和・平成・令和世代の曲を流しながら会話を楽しみ、お風呂上りに「気持ちが良かった!」と患者さんの一言がとても楽しみになっています。

「これやってみようよ!」が誰からともなく飛び出す雰囲気の中で、
個々の自信に繋がる職場でありたい



③職場づくりや人材育成についての考え方
病棟再編成に伴い、組織としては構築段階ですが、「スタッフそれぞれが意見の出しやすい風土づくり」をモットーに取り組んでいます。「これやってみようよ!」の意見が誰からともなく飛び出します。「個人としての成長・組織としてのより良い看護・介護の提供」に繋がるよう目前の課題に対し、職種にとらわれずに、気兼ねなく意見が出しあえるような雰囲気づくりを行っています。
人材育成については、院内外への研修への参加を促し、研修後病棟での伝達講習を行いそれぞれに得意な分野を見つけられるように支援をしています。新しいスタッフには、仕事の手順だけを教えるのではなく『なぜそうしているのか、していないのか』を考えてもらう機会を作り指導しています。『なぜ』が理解できると自信とモチベーションアップに繋がると考えています。