投稿者「staff-ari」のアーカイブ

公開日

6月は紫陽花

≪3病棟3階≫                                                


紫陽花が色づき始め、梅雨の季節にも小さな楽しみを見つけられる時期となりました



紫陽花は、土によって色を変える花です。それぞれの個性を大切にしながら、
今月も皆さまと笑顔😊あふれる時間を過ごしていきたいです✨ 

公開日

「あいたたた」えっちゃん看護師患者編

 皆さん、こんにちは。病棟看護師の吉田です。
 私はこの春、ガーデニング中に肩を痛めて腕が上がらないので、お昼休憩時間にリハビリをしています。
 リハビリをして少し良いと喜び、自主リハビリが上手くできずに痛んで、肩の動きが悪くなったら焦ったり、諦めモードになったりと、毎日が一喜一憂の日々です。
 そんな中、絆カフェでは、参加者のyasuyoさんが、「私も肩が上がらなくなったけど治ったから、大丈夫よ。頑張って(優笑)」と私の肩をさすって声をかけてくれました。病棟では、退院のお迎えを車椅子で待っていた高齢男性のminoruさんが、私を手招きして「無理したらあかんで、無理せんようにしーよ。」と言ってくれました。一緒に働くスタッフは、家にある筋膜リリースガン(携帯ハンディマッサージ器)を持ってきてマッサージをしてくれたり、それぞれが持つリハビリ情報を教えてくれました。リハビリ担当の作業療法士さんは、一喜一憂ばかりしている私に、肩の悪い動きを修正するためのリハビリメニューをその都度考えてくれます。
 皆さんが、心配してくれたり、いたわってくれたり、励ましてくれることに感謝です。
 入院中のあの患者さんも、あの患者さんも、たくさんの患者さんの姿が目に浮かびます。皆さん、服を着たり脱いだり、立ったり座ったりする時に「あいたたた」って声が出ます。痛いところにそっと手を添えるようにお世話をしましょう。

公開日

戻らない青春(知らんけど ふふの続編)

 皆さん、こんにちは。病棟看護師の吉田です。
 前回コラム 知らんけど ふふの続編です。高齢女性shizukoさんの散髪中、高齢男性のyoshimiさんが隣の席へ「ちょっとここ邪魔するで、」とやってきて、お気に入りのキャップパズルを自分で選んでセットし始めました。
 長期入院となり、顔見知りの患者さんやスタッフも多いyoshimiさんは最近、「飯はどうなっとるかな」とナースステーションへ尋ねに来ることが増えています。フロアで過ごすことが多く、フロアのTV係のごとくTVリモコンをいつも握っていてボリュームがどんどんと上がることもあります。認知症の患者さんに短気を出すこともあります。そんな困ったときは、スタッフがさりげなくその場の空気を変えに入るのです。
 パズルを始めたyoshimiさんは、私とshizukoさんの会話の「かわいいおばあさんにして」にすかさず、「少女のようになぁ」と言ったのです。私が「ほんと、少女のように。yoshimiさんは少年のようにしましょうか?」と聞くと、「ははは、戻らない青春」と鼻歌まじりにパズルを続けるのです。
 yoshimiさんは、少年の頃を思い出したのでしょうか?それとも、『少年時代とかけて、薄くなった髪と解く。その心は、どちらも戻らない青春』だったのでしょうか?私は、ユーモアたっぷりのつぶやきに、思わず笑みがこぼれました。
 皆さんが、入院していても自分らしく老春を謳歌できますようにと願っています。

公開日

知らんけど ふふ

 皆さん、こんにちは。病棟看護師の吉田です。
 近畿も梅雨入りしましたね。雨雫が転がる紫陽花の花と葉がなんとも嬉しくなる私です。
 高齢女性のshizukoさんは、一人暮らしでしたが、少しずつ物忘れが増え、足腰も弱ってきていました。家族がshizukoさんの姉も居る施設での生活を勧めていましたが、頑なに断っていました。そんな時、大腸炎をきっかけに入院治療をし、せん妄も起こしていました。大腸炎が軽快してから転院してきたのです。しかし、腸内環境は整っておらず不消化な排便が続いていました。同時に「家に帰らして」と昼夜問わず怒り、歩き出そうとして座り込んで立ち上がれないのです。
 shizukoさんへ、食事の工夫や脱水予防とお薬服用で整腸しながら、話を聴き、少しでも動けるようにベッド周りに掴める環境を作り、日中は習慣であったペンを持つことを勧め、字を書いたり塗り絵をしていました。その間にコロナにも感染してしまいました。
 入院から半年あまりが過ぎ、shizukoさんは食欲良く整腸し、車椅子生活ですがベッド周囲の伝い歩きもできるようになりました。
 ある日車椅子でフロアに出てきたshizukoさんに私は、「梅雨入りしましたよ、ジメジメしてきますね。後ろ髪が伸びてきているので少し散髪しましょうか?」と声をかけました。shizukoさんは、「ほなしてもらおうか、可愛いおばあさんにしてよ。」と応え、散髪をしていました。そこへ、シルバーカーで来た高齢女性のhisakoさんが、「かわいい、かわいい、かわいいわぁ」とshizukoさんを何度も褒めるのです。

私、「お隣のおばあちゃんが、かわいいって褒めてくれよるよね」と言うと
shizukoさん、「そうか、こんなばば、かわいいか、」
私、「ほら、またかわいいって言ってくれよるよ。」「ねぇぇ、かわいいよねぇ。(hisakoさんと頷きながら)」
shizukoさん、「かわいいか、どっちでもええわ、知らんけど、」顔はふふっと笑み。
私、「あっ、関西あるある『知らんけど』やね。知らんけど、」笑笑
shizukoさん、ニンマリ笑顔。

 その後は二人で『知らんけど』談義。ご近所さんとお話ししているひとときのようでした。


公開日

2病棟3階

部署のスローガン

笑顔と思いやりのあふれる看護・介護の実現


私たちこんな看護をしています

当病棟では、他院から転院してきた患者様が多い患者層となっています。全身管理や看護ケアが多くはありますが、その中で、多くの経験を持つ、看護師・看護補助者は患者様の視点に立ち、日々ディスカッションを重ね、適正で安全な医療の提供を行っています。患者一人一人の人生を知り、患者さんのなりたい姿、生活への思いを感じ、その方に合わせた個別的な関わりを目指しています。患者様が伝えられない不安や苦痛を表出出来るように、ベットサイドに立つ機会を多くし、日々のコミュニケーションを大切に関わっています。以前は、常に固い表情であった患者様が私達の声掛けに満面の笑顔をみせ、感情を表出して頂けるようになりました。その表情を見た時、この仕事のやりがい、楽しさを感じています。看護補助者を中心に離床や車椅子での外気浴を取り入れ季節や自然を感じられる時間を作っています。その一環に野菜作りも行っています。野菜を植え付け、その成長の確認も兼ね、水まきに出かけます。それらを行う事で、生活リズムを意識した関わりとなっています。先日、麦わら帽子を被り、水かけに出かけた患者様のご家族が面会に訪れ、麦わら帽子を被った姿を見て、「お父さん、昔よく被っていたよね」と患者様と家族が昔を思いだし、貴重な時間を過ごす事が出来ています。病棟内でも、季節行事や飾り付けを通して、療養の場でありますが、楽しみを感じられる生活環境の工夫を行っています。


職場でスタッフが輝く時

外国人スタッフも含め、多くのスタッフが働いていますが、其々の看護観・介護観をチームが大切にして、日々協働しながら、知識や技術を発揮しています。キャリアをアップする為にも、定期的にミニ勉強会を開催し、時には講師となり学ぶ事にわくわく感を感じています。入国して間もない外国人スタッフもいますが、共に考え、支え合い、悩みを共有し、解決する風土づくりの環境を整えています。それらの働く環境を整える事で、看護・介護の楽しさや尊さを共に感じ、やりがいを見出しています。やりがいこそが患者様に安全で、心と身体が安らぐ療養生活の提供へと繋がると考えています。当病棟は、常に笑顔にあふれています。働くときには、生き生き、そして看護・介護の人生がキラキラと私達は進んでいます。


公開日

2病棟2階

部署の役割と特徴



当病棟は、医療療養型病棟として、高齢の患者様を中心に長期療養やリハビリテーションを目的とした入院生活を支えています。急性期治療後も継続した医療ケアを必要とされる患者様の一人ひとりの状態に合わせ、多職種と連携しながら最適な看護・介護を提供しています。長期療養の場だからこそ、安心して過ごせる環境づくりや、その人らしさを大切にした関わりを通して、日々の生活を支えることを大切にしています。

私たちこんな看護をしています

私たちは、患者様とご家族様の思いや価値観に寄り添うことを大切にしています。
日々の関わりの中で、「どのように過ごしたいか」「何を大切にされているか」を考え丁寧に取り組み、その方にとって最善の療養生活が送れるよう支援しています。根拠に基づいた看護と温かなケアを両立し、患者様の目標に向かってチームで取り組んでいます。

職場でスタッフが輝く時

人材育成では、一方的に教えるのではなく、スタッフ自身が考え、気づき、成長できる関わりを大切にしています。互いに学びながら成長し、患者様に最善の看護・介護を提供できるチームを目指しています。


公開日

東病棟2階

あなたらしく暮らして


私たちこんな看護をしています

高齢の入院患者さんの傾向は、リハビリ目的・摂食嚥下機能低下・心不全・肺機能低下・看取りが多くを占めています。
それぞれの人生の物語。今までを知ること、今を理解すること、これからを想像・創造できることを大切に看護しています。
 私たちは、患者さんや家族とお話しすることで、今までどんな暮らしをどんな思いでしてこられたのかを知り、今入院しなければならない病状や社会的事情の中で、病状の経過と入院生活への患者さんと家族の思いの理解に努め、患者さんと家族が思い描いていたこれからの人生と思いに少しでも近づけるよう看護をしています。
 生活の場を広げて、患者さんの持つ機能を最大限引き出すように離床を勧め、摂食嚥下ケアをし、日本の四季に触れたアクティビティを患者さんと家族とともにスタッフも楽しみながらしています。

職場でスタッフが輝く時

 患者さんが喜ぶ姿を想像して、アクティビティ企画を創造しているとき、アクティビティを通して普段声の出ない患者さんが話し歌う姿を見たときのスタッフの笑顔はとびきりです。食事ができない患者さんが長らくぶりに味覚を楽しむケアで「おいしい」と喜ばれたときの声とお顔は忘れられません。
 スタッフの輝くときは、患者さんが輝くときなのです。患者さんに励まされながら看護ができています。