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嵯峨御流・未生流

 皆さん、こんにちは。病棟看護師の吉田です。
 お花は好きですか。私は自称ガーデナーと名のり(笑笑)ガーデニングをして花鳥風月を感じています。
 病棟では自然や季節を感じることが難しいので、私は庭に咲いた季節の花を摘んで病棟に届けています。
 患者さんや家族、病棟スタッフ、リハビリスタッフなどから、花を見たときの声「この花は何?」「この花はアヤメ、バラ、クレマチス、アジサイ、ホタルブクロ、・・・」と聞こえてきて嬉しくなります。
 ある日、花瓶に挿してある花を、80才代女性utakoさんが、一日に何回も整えて水足しをしていました。その度に「わたしは、嵯峨御流」と言い、生け花の極意を話してくれるのです。
 次の日から、摘んできた花を花瓶に挿すのはutakoさんにお願いすることにしました。
 utakoさんが花の世話をしていると、いつもフロアで一緒に過ごしている90才代男性yoshimiさんと80才代女性keikoさんがそれぞれに、「わしは、未生流」「わたしは、未生流」と言い、お稽古していた頃の話や花について語り始めるのです。文字通り“話しに花が咲く”とはこのことです。「毎日せんでもいい、時々花を生けたらええ、まわりがパッと明るくなる」「花もきれい、人もきれい」「無理のないようにやったらええ」などなど、暮らしの教えがたくさん詰まっています。
 そんな時、utakoさんの後ろのシャツが出ているのに気づいたyoshimiさんが、「先生するなら、きちっとせな」と、そっとシャツを直してあげたのです。(微笑)
 3人とも、時々入院していることを忘れたり、さっき話したことを忘れたり、同じことを何度も話したりしますが、お花がきっかけでutakoさん、yoshimiさん、keikoさんらしさが知れました。
 これからも話しに花を咲かせましょう。

筆氏Nsの夢中

登山とトレッキング⛰️に夢中です。
辿り着くまでは「なぜせっかくの休みにわざわざ苦しい思いをして歩いてるんだろう」と何度も考えますが、それを乗り越えた先にある景色をみた途端、それまでの苦しさは帳消しになるほどの何物にも代え難い達成感を得られるのが魅力です。
まだまだ登りたい山、行きたい場所へ行ってきます